中国人の仕事に対する考え方ってやっぱり日本人と違うと思うンです でも私の考え方が間違っているかもしれないと思うこともあります

中国浙江省杭州から私の中国生活は始まり、その3ヶ月後上海に転勤になりました。
職業は杭州と同じく日本料理店スタッフです。
杭州である程度中国での仕事に慣れたのですが、それでも日本とは違う仕事に対する考え方にはやりにくさを憶えました。
しかし角度を変えて見れば、私も見習わなければいけないなと思うエピソードもあるの紹介していきたいと思います。

自分のポジションを死守する

中国では決められた自分のポジションを頑に守ります。
反対に言えば自分に与えられた仕事しかしません。
日本の飲食店だと手の空いているスタッフが仕事の集中しているスタッフを助けるものですが、中国人スタッフはそういうことはしないんです。
そんな時、私がヒマそうな現地スタッフに声をかけてもなかなか動こうとしません。
これは良い意味でとらえれば他人のテリトリーを犯さないという考え方かもしれませんが、飲食業は一人の仕事量が偏りやすい職業なので是非助け合ってほしかったです。

絶対安全第一主義

ある日のこと、包丁を使ってネギを小口切りにしている現地スタッフがいました。
万能ネギというのでしょうか、細くて青いところが多いものです。
そのスタッフはそれをまとめて束にし、一度に沢山切っていてとても包丁さばきが上手なように思えました。
しかし、よくよく見ていると切るスピードがとんでもなく遅いのです。
ソロー、ソローッと一刻みずつ慎重にネギを切っています。
普通の料理人であればネギでもキュウリでも小口切りにする時は一秒に3回は切れるはず。
でもそのスタッフは一回包丁をおろして切るのにどう見ても3秒以上かかっているのです。
こんなにゆっくり切っているのは日本でも中国でも見たことがなかったので、私も興味がわき、なぜそんなに遅いか聞いてみることに。
すると返ってきた答えは
「だって手を切ったら危ないじゃん。」
ですって。
そりゃそうだけどそれではあまりにも遅すぎるんじゃ、と思い私がお手本を見せてあげました。
ザクザクザクッとネギを瞬殺して見せるとそのスタッフは笑顔で親指を立てて
「すげーっ!そんなに早く切って怖くないの?」
とか言ってました。

確かにどんな仕事でも安全第一は大切なモットーです。
しかしやはり適度というものがあるんじゃ‥。

プライベート重視

飲食店の調理場では最後に必ず掃除して帰るのですが、それも各ポジションごとに分けてやることが多いです。
日本では早く終わりそうなポジションのスタッフが他のポジションを手伝うか、サボりたいために自分のポジションをノロノロとやるはずです(←これも悪い例ですが)。
しかし中国では終わったスタッフからサッサと帰ってしまいます。
家族が待ってるとか、テレビが見たいとか色々理由があるようですが、協調性が極端に低く思えるのは私だけでしょうか。
日本にもこういう輩はいますが、ここまではひどくないですよね。
それとも仕事に忠誠を捧げがちな日本人が間違っているのでしょうか。
海外で働いてみると日本の常識に疑問を持つことも少なくありません。

楽しく仕事

中国には高校に進学しない子も少なくありません。
そんな子は早々と社会に出てたくましく働いています。
しかしそんな年代の子は遊び盛りなのは誰しも同じ。
私も16,17歳の子と一緒に働きましたが、その子は仕事中どうにかして楽しく過ごしたいようでいろいろ方法を考え出します。
例えば串カツや焼き鳥に使う串。
これを壁に貼付けた段ボールに向かって投げつけ、ダーツゲームのようにして遊ぶんです。
その段ボールにもご丁寧に円形の的がマジックで書いてありました。
その子は毎日手が空くと串を一生懸命投げていたのを憶えています。
聞くと日本マンガの「NARUTO」の影響を受けているそう。
「大野さん、NARUTO見てる?忍者ってこんな感じで投げるよね?」
とか言って投げるフォームもどんどん忍者らしくなっていました。

中国人の若い子は日本のアニメやマンガが大好きです。
日本の文化が好きなのは日本人の私としても嬉しいのですが、仕事中に遊ぶのは‥。
まあ方向は違えど仕事に楽しみを見つけるのはいいことです(汗)

上司に遠慮なく意見する

これは先輩を立てがちな日本の文化に取り入れたいところではないでしょうか。
中国では上司が間違っていると思ったらどれだけ年齢の離れている部下でも意見することが多いです。
先輩だからといって気を使ったり譲ったりはしません。
自分の言うことが正しかろうがそうでなかろうが、構わず疑問や意見を上司に投げかけるのです。
間違いを恐れず意見を言えるのは時と場合によりますが悪いことではないででしょう。
自分の意見を引っ込めがちな人には見習うべき点と言えます。

これらは悪く言えば自己中心的でわがままな考え方、反対に良い意味では自分を大事にする考え方と言えるのではないでしょうか。
杭州、上海ではいろいろあり私自身もこのような考えさせられることが多かったです。
日本では過労死や自殺が多いようですが、もしかしたらこういう考えも取り入れると改善されるのではと思うことがあります。
中国人みたいにちょっとわがままに生きてみるのも自分に優しいかもしれません。

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