中国で日本のiPhoneと私の秘密兵器が使えるか試してみたンです SIMフリー機じゃなくても〇〇円で使用可能

iPhone

中国へ赴任や留学する人の中にはiPhoneの愛用者もたくさんいると思いますがそのiPhoneそのまま中国でも使えることがあります。
しかも日本のキャリアで契約したSIMロック機であったとしてもモノによっては問題ありません。

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私が中国へ持ち込んだ機種

私も中国へ移住するとき日本のスマホをそのまま使いたかったのですが、100%使えるかどうかは確定できなかったので、いろんな可能性を考えて端末を何台か日本から持っていきました。
持っていったのはiPhone4s、5s、6sと楽天モバイルで購入したSIMフリー機。
iPhoneのキャリアは全てソフトバンクで6sに限っては日本のアップルストアで買ったSIMフリー機も持っていきました。
中国の友人からの情報でソフトバンクなら中国でも使える方法があるというのがキャリアを揃えた理由です(実際にはau、docomo製でも使えるよう)。

まずは中国キャリアのSIMカードを購入しSIMフリー機へ

中国の携帯キャリアショップの「中国移動通信」で料金プランの安さに驚きながらSIMカードを購入。
とりあえず挿入すれば使えそうなiPhone6sのSIMフリー機に入れて動作チェックしてみました。
しばらくの間SIMカードをなかなか読み込まず、もしかしてSIMフリー機も使えないんじゃないかとあせりましたが、間もなく画面の左上に「中国移動」の文字が。
電話をかけてみましたが問題なくつながりひと安心。
しかもLTE通信も問題なく行われています。

私は海外で日本の端末を使うにはANPなどの面倒な設定が必要だと思っていたのですが、SIMカードを挿しただけで自動的に設定がされたようでした。

ソフトバンクのiPhoneを使うためにICチップを購入

日本のキャリアのiPhoneを中国で使えるようにするためには専用のアダプターを購入しなければなりません。
中国では「卡贴」と呼ばれているこのアダプターはAppleの看板が掲げられてはいるものの正規のアップルストアとはちょっと雰囲気の違うお店で購入することができるほか、スマホの修理店やパソコン店でもおいてあることがあります。
ソフトバンクのiPhoneを店員に見せるとすぐに日本のキャリアのモノだとわかるようで「卡贴」を持ってきてくれて慣れた手つきで装着してくれました。
その「卡贴」はとても薄くSIMカードと同じサイズぐらいのもので中国キャリアのSIMカードにピッタリ付けてiPhoneに挿入するものです。
SIMカードのサイズにより「卡贴」のサイズもかわるので、ナノSIMを使うiPhone5s、6sは同じ「卡贴」を流用することができますが、マイクロSIMを使う4sでは別のサイズ「卡贴」を買わなければいけません。

アダプターの購入はぼったくられないように注意

中国では小売業者がする価格設定の自由度がかなり高いので買い物をする時は注意しなければなりません。
特に個人経営の小型店では客がよそ者や素人に見られると販売員がかなり値段をふっかけてくることが多いです。
「卡贴」でもそんなお店と良心的なお店との値幅は大きく、私の住む街では300元から100元と大幅に違いました。
300元で売っている店の人の話では、ほかのお店の安い「卡贴」より電波のつながりがいいのだそう。
しかしこれはふっかける人が言うことが多く常套文句。
そんな話は本当かどうかわかりません。
知り合いが300元のものを買ったのですが電波も通信速度も満足にするほど良くなかったようです。

「卡贴」をソフトバンクiPhone5s、6sに挿入

結局私が買ったのはこの街で一番安かった100元の「卡贴」。
お店のスタッフが「中国移動通信」のSIMカードと一緒にiPhone5sに挿入し、ANPなどの設定も合わせてやってくれました。
間もなく設定が終わり無事にソフトバンクのiPhone5sと6sが中国で使えるようになったのです。
iPhone4sも必要な「卡贴」のサイズが違うものの問題なく通信可能。
通信も3Gが使えています。

日本のiPhoneは人気のわけ

お店のスタッフが言うには日本から中国に持ち込まれるiPhoneは少なくないのだそう。
中国人の瀑買いでもわかるように日本の家電製品はとても人気です。
中国人にとっては中国製のものより日本製のもののほうが丈夫で壊れにくく信頼のおけるものという認識があります。
中国製でも良いものは良いのですが、その中にも粗悪品が紛れ込んでいるという意識が中国人には染み付いていて完全に中国産を信頼できずにいるのです。
それと同時に中国で売られているiPhoneのブランド力が強く、その価格は日本よりも2割ほど高く設定されているのも日本のiPhoneが人気の要因の一つ。
日本から帰国する際のお土産にもなりやすいやすく日本に留学した学生や旅行客がもち込むことが多いらしいです。

私の秘密兵器 「Acer Liquid Z330」

日本の楽天モバイルで格安SIMを契約した時に購入したSIMフリー機です。
中国で使うことを前提に契約したのでプラン自体は2ヶ月ほどで解約しました。
これに「中国移動通信」のSIMカードを挿入したらなんとiPhone6sのSIMフリー機同様、問題なく読み込んだんです。
この「Acer Liquid Z330」は性能こそiPhoneに劣るもののコストパフォーマンスは格安スマホだけあって満点。
この機種を選ぶためにいろいろ調べて正解でした。

聞いた話ではDocomoやauのiPhoneでも「卡贴」を使えば中国でも問題なく使えるようですが、私自身で検証していないのでなんともいえません。
しかしソフトバンクなら確実です。
ネット上でもにも同じような情報がいくつか上がっていますし私のもって来たiPhoneも現に使えています。
さらにiPhone6sのSIMフリー機なら「卡贴」を購入したりする手間を省けるのでおすすめです。

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