中国ドラマにハマってからというものたくさんのタイトルを見てきましたが、ここでは私がどんなメディアを利用してそれらのドラマを見てきたかということに触れてみましょう。
10年前の華流に漬かり始めたころはテレビ放送やビデオレンタル主流でしたがサービスの発展と共に利用するメディアが変わってきたのでそれらを順番に紹介します。
移り変わってきた時代の中で私が選んできたサービスは内容、利便性、そしてお財布に優しいということを重視して利用してきました。
レンタル屋で華流スタート
私が中国ドラマにハマりはじめたのはようやくケータイにカラー画面が搭載されるようになった頃からでしょうか。
インターネットサービスもそこまで普及していなかったあの時は、家の近くのビデオレンタルで最新作をいち早く見ようとウロウロしていた覚えがあります。
当時は映画やドラマを見ようと思えばレンタル屋に行くのが普通でしたし、店内にズラッと並んだテープを一つ一つ手に取って見るのもある意味興があったものです(忙しい今では考えられられませんが)。
初めて見た中国ドラマのタイトルはその当時DVDが出たばかりだった華流ドラマ「ホントの恋の見つけかたでした」。
それまでは華流に全く興味はなかったんですがあるときレンタルビデオ屋でうろうろしていて何を思ったかアジアドラマのエリアに入ってしまったんですね。
日頃はアメリカ映画やヨーロッパのものばかり見ていた私ですが、華流エリアにあった男女二人が自転車に二人乗りしているパッケージが気になってしまい手に取って眺めたのが中毒の第一歩でした。
初めて見た華流ドラマは今まで見た映画やドラマにはない雰囲気のストーリーで新鮮でしたね。
次々見たくなるような展開に一日一日借りる本数が増やすしかありませんでした。
今でもこのタイトルは私のベスト中国ドラマの中の一つです。
→「中国ドラマ中毒の私がおススメするベストタイトル」の記事
でも今になって思うとレンタルビデオはコストパフォーマンスが悪いです。
レンタル料がどれだけ安くても1本100円はかかりますからね、しかも旧作で。
そしてなんといっても借りに行く手間と返しにいく手間がもう無駄としか思えません。
レジカウンターでイライラしながら順番待ちをしている時に思うわけです。
「こんなところで足止め食ってるうちにドラマが1話見れちゃうじゃないかっ。」って。
そんな時間があったらドラマが1話見る時間を浪費してしまうわけです。
ドラマは映画と違って全部見るのに確かに時間かかりますからたくさん見ようと思ったら時間との戦いなんですよね。
もし私がレンタルビデオ屋通いを続けていたら華流ドラマに漬かりきってはいなかったかもしれません。
日本初放送が見たい時は有料テレビ放送の契約も
民放で放送される華流ドラマは昼放送が多かったため録画して仕事が終わってから見ていたこともありましたが、それらのタイトルは再放送だったり、日本に輸入されて一定時間がたっていたものが多かったりとすでにブームが過ぎているものばかりでした。
なので思い切って有線放送や衛星テレビの契約に踏み切ったこともあります。
これらはお金が多少かかりますが、どこよりも早く最新ドラマが見れるところがいいんですよ。
テレビ局は「日本初放送」という真新しいタイトルの放送を強みにしているのかと思いますが、やっぱり新作は以前の作品よりも断然面白いです。
ドラマの脚本家も日々良いものを作り出そうとしているんだろうなっていうのが新作を見ているとよくわかると思います。
テレビ放送のデメリットを先に挙げると「日本初放送」ものは毎日1,2話しか放送されないので先が気になるとじれったさを感じるところでしょうか。
以前のタイトルであれば一挙放送されることもありますが新しいものはだいたい1ヶ月以上かけて完結しますからね。
でもそうやって次のストーリーに期待するのはドラマの楽しさがランクアップする要素ですから完全にデメリットというわけでもありません。
新番組を見るその1,2時間だけは集中して視聴し、明くる日の続編を楽しみにする。
一日一日充実した時間を作るのにもこのようなサイクルは必要不可欠ではないでしょうか。
また毎日少しづつ見るというのは健康的でもありますね。
レンタルビデオを10本借りて何日も夜通し見たりっていうのをやったことがある人はわかると思いますが、徹夜は生活のリズムが崩れてライフサイクルがパワーダウンしたものになってしまいます。
ひたすら見続ければずっと画面を見ることになりますから目にも結構きてしまいますし。
そんな状態でドラマを見ても見た後の満足感は残念ながら半減してしまい、せっかくのドラマ鑑賞が台無しになってしまうのは言うまでもありません。
有料放送のメリットとしては最新の華流ドラマを見れるのはもちろん、それ以外のほかのチャンネルにも期待できるところかと思います。
やっぱり有料だけあってテレビを楽しみたい人のためにいろんなジャンルの人気番組が組まれているのが有料放送のメリットですからね。
普段、番組の最中に放送される「あっ、これ面白そう。」と思った番組予告はBSテレビ放送でのものだったりしてがっかりした経験は誰でもお持ちのはずです。
中国語がわかるならYouTubeでも
中国のドラマや映画って現地で放送されるとすぐにいくつかの動画サイトにアップされます。
それも以前に放送されたものではなく初放送の新タイトルのものがです。
中国系サイトの「土豆網」や「YOUKE」だけでなく日本でおなじみのYouTubeでも中国で放送された次の日ぐらいには新作ドラマがアップされていますよ。
なので私が現地で見逃してしまってもYouTubeで挽回することもしばしば。
しかしこのYouTubeにアップされるのは必然的に現地版なので、日本語訳されておらず中国語がわからないと見ても面白くありません。
私もあまりに難しい言い回しのセリフが多い時代劇とかは、わけわかんないので日本語版を見るようにしてます。
ただこれらのサイトは費用ゼロで見れて経済的な面では最高かもしれませんが、最悪のデメリットがあります。
それは“フリーズ”するということ。
アクセスが集中するからか知りませんけどドラマを見ている最中にロードが間に合わずいきなり再生がストップされるんですよ。
すぐに再生が始まったりもするのですがこれはもう興ざめ、ドラマを楽しむどころかイライラしてきてしまいますよね。
しかもそれは一度だけでなく無数に停止することもしばしばで、フリーズの頻度がひどい場合には1話たった40分そこそこのドラマを見るのに2時間かかってしまうこともあります。
見る時間帯によってフリーズしない時もありますがこれではドラマを楽しむという目的は達成されません。
「U-NEXT」という間違いのない選択
レンタルビデオ屋を卒業したのはインターネット上の動画配信サイトで中国ドラマが見れるようになってからでした。
もうわざわざ店舗まで足を運ぶ必要もなくなり、ネット環境さえあれば好きな時に好きなだけ見れるのでこちらに切り替えない理由は全くなかったのです。
中国ドラマが豊富にある動画サイトは「楽天TV」や「ビデオマーケット」などいろいろありますが私がおススメしたいのは無料で見放題の作品が一番多い「U-NEXT」というサイト。
皆さんご存知、ショップなどで流れているBGMを配信する「U-SEN」と同じ会社が運営しています。
その運営規模の大きさからか華流ドラマの新作もいち早く配信されますし人気タイトルの品揃えにも穴がありません。
レンタルビデオ時代に私が初めて見た中国ドラマ「ホントの恋の見つけかた」はもうかなり前のタイトルではありますがこれも配信されていました。
もちろんすべてのタイトルが吹き替えや字幕などで日本語に対応していますし、どのドラマもあらすじや作品解説があるので、楽しむことができる要素がプラスαされているわけです。
そして特筆したいのは気になる使用料金について。
このようなサイトを利用するにあたり一番気になるところが費用面かと思いますが、この「U-NEXT」は私が知る中で一番良心的。
というのは動画配信サイトでよくあるのが、第1話は無料でその続きを視聴するためには費用がかかるというシステムが多いのですが「U-NEXT」では無料のまま最終話まで楽しめるタイトルがほとんどなのです。
ドラマは映画と違い何十話という数で構成されていますから、たとえ一話150円(私の中の相場です)だとしても最終話まで見たとしたなら、最終的にかかる費用の差は考えなくてもわかりますよね。
もちろん無料で最終話まで見れると言ってもサイトを利用する限り永久的にずっと無料なわけではなく、登録料は発生します。
しかし登録してから31日目までの「お試し期間中」であれば登録料すら発生せず、それらのタイトルはどれを見ても費用はかからないのです。
「お試し期間」というのはサイト内容が初めて利用するユーザーのニーズにそぐわなかった時のために設けられた救済措置とでもいうのでしょうか。
もし「U-NEXT」に登録したにもかかわらず、見たい作品がなかった、ダウンロードが遅く見づらかったなどサイトの内容に満足しなかった場合、お試し期間内に登録解除(退会)してしまえば費用は一切かかることがありません。
これは初めてこのようなネットの動画サイトを利用するような方でも、安心して登録できるシステムとも言えます。
ネットが普及して一定時間がたったとはいえまだまだパソコンに馴染みの浅い方もいますし、ようやく大人になり自由にネットサービスが利用できるようになった人だっていることでしょう。
UーNEXTの特性はそんな人たちにとってとっても利用しやすい特性の一つなので、是非活用してほしいです。
そしてこのサイトをお勧めする大事が理由が一つあります。
それは華流ドラマに強いということ。
ネット上にたくさん存在している動画配信サイトのなかでこのUーNEXTはいちにを争うほど華流のタイトルがそろっています。
ほかのサイトにも華流ドラマは全くないわけではありませんが気になるタイトルが抜けていたりしますし、前に説明したとおり登録料とさらに見るドラマごとで費用がかかるものもあるのです。
関連記事:中国ドラマに強いトップ2の動画サイトで見れる無料タイトルの比較
ネット上のサービスは目に見えないものなので初めは手を出しにくいのが玉にキズだと思います。
レンタルビデオ店だとお金をはらった代償にビデオの実物を持って帰れるわけですから、これに慣れていると実体のないサービスには手を出しにくいのは当然かもしれません。
でもそこを一歩踏み込んでやってみるとすぐにネットサービスの良さに気づくはずです。
どこにいてもすぐに見たい映画やドラマが見れるという利便性は進化してきたエンターテイメントサービスの一番の長所だと思います。
私も海外から日本の映画の新作が見れるなんて昔では考えられなかったなーと思いながら気になるタイトルを見続けていますよ。
以上内モンゴルの草原からでした。