中国映画「我不是药神(オレは薬の神じゃない!)」のあらすじや主人公モデルになった実在人物、ネタバレ解説

実際にあった事実を元に制作された中国映画「我不是薬神」の紹介です。
あらすじや感想、白血病患者にとっては英雄とも言えるべき主人公のモデルとなった人物やその背景を紹介します。

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映画「我不是药神」の情報

映画名:我不是药神(オレは薬の神じゃない!)

英語名:Dying to Survive

作品時間:116分

上映日時:2018年7月5日

キャスト:徐峥 ,
     周一围 (チョウ・イーウェイ) 中国ドラマ「少林問道」主演
     王传君 
     谭卓  
     章宇 
     杨新鸣


映画「我不是药神」の全体的なあらすじ(ネタバレ)

白血病の父親の高い治療費や薬代の工面に頭を悩ませる主人公、さらに離婚した妻との子供の養育権争いにも経済的に不利と金銭面での悩みがつきません。

そんなときインドで作られている格安の白血病の薬の輸入代行の依頼が舞い込んできます。

インド産の回春薬店を営んでいて現地のことをよく知る主人公は上海で売られているものの10分の1で手に入るこの薬を求めてインドへ。

鞄一杯の薬を自国へ持ち込み白血病を患うもの達を仲間とし、薬を売り始めるとあっという間に噂は広がり大金を稼ぎます。

しかし安く効き目があるとはいえこの薬の密輸、販売はご法度。

主人公は警察に捕まるのを恐れ、偽物の薬を売る他の業者に薬の密輸販売ルートを売り渡してしまい、仲間達にも愛想をつかされます。

ほどなくしてその偽物を売る業者は白血病の薬の値段を釣り上げてしったのち逃亡、今まで安価な薬で治療していた患者達に薬が行き渡らなくなってしまいました。

主人公の密輸仲間だった患者も薬が手に入らず家族に苦労をかけまいと病院で自殺してしまいます。

それを見た主人公は危険を顧みず薬の輸入を再開。

しかも売値は仕入れた値段そののままにし、自分が密輸をやめたことで高価な薬を買うしかなかった患者達に還元しようと考えました。

そしてその後インドの薬工場が閉鎖され仕入れ値が上がりますが、患者への売値はそのまま据え置き主人公は差額を負担しながら患者に売り続け多くの人を助けます。

しかし結局は警察に足がついてしまい逮捕。

密輸販売の罪を犯したとはいえその善意を認められ減刑された主人公は監獄へ護送車で送られる中、多くの患者に見送られ感謝の意を表されました。

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我不是药神の主人公のモデルとなった人物

中国映画「我不是药神」の主人公のモデルとなった実在の人物はどのような人なのでしょうか。

まず名前は映画と同じで「陸勇」です。

職業も服飾系会社の社長とストーリーでも同じですが、映画のように薬の代行輸入で儲けてから経営を始めたわけではなく2000年から経営を始めていました。

そして彼自身も慢性白血病患者だったという点も映画と大きく異なるところです。

実在の陸勇2002年に慢性白血病を患い、当初一箱23500元(日本円35万円前後)という高価な薬を服用していたといいます。

慢性白血病患者は毎月これを一箱服用せねばならずこの薬の購入を続けるため陸勇も財産をほぼ使い切ったとのこと。

その後2004年6月、偶然にも陸勇は映画と同じようにインド産の抗がん薬の存在を知ることになります。

売値一箱4000元のその薬はそれまで服用していた高価な薬と効果がほぼ同じで検査したところ99.9パーセントの一致度だったそうですぐに同じ病気の仲間達のために購入を始めたということです。

そして2004年9月にはまとめ買いで一箱200元にまで値を下げることができ、それから約9年間、陸勇はこの薬を売り続けこれを買った人は数千人にものぼったようです。

陸勇が警察に逮捕されたのは2013年です。

ただ罪はクレジットカードの不正売買によるもので、ネットでカードをさばいていたグループが摘発されそれを購入したことのある陸勇も芋づる式に捕まってしまったよう。

陸勇はこのカードを薬の購入代金の支払いに使用していたようですが、ここでは一度保釈されます。

その後インドで仕入れた薬の売買も起訴され2015年1月10日北京空港で逮捕されてしまいます。

しかし300名以上の慢性白血病患者が彼の罪を免除するように司法機関に申し出、その後裁判所は起訴を撤回し1月29日に陸勇は無罪釈放となっています。

陸勇のインタビュー動画↓↓↓

インタビューでは陸勇はが経営している工場の様子映されています。

彼の話では今も彼自身まだ安価といえるインド産の薬を服用していることや、映画「我不是薬神」が上映されてから工場の売り上げが上がったことなどを語っています。

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脚色されているとはいえ実際にあった出来事を題材にしている映画って見ていて面白いですよね。

こんなドラマチックな出来事が本当にあったんだと思うと感動が倍増します。

映画を観終わった後、モデルになった実際にあった出来事を調べながら映画を回顧するものひとつの興ではないでしょうか

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