パクチーはこうやって料理する 中国本場の香菜の食べ方と健康作用

日本で最近はやりのパクチーですが中国では昔から親しまれているハーブでその料理法はたくさんあります。

少々香りの強いパクチーは日本では好き嫌いが分かれがちですが、中国では好きな人が多くお店のほか家庭の食卓の常連でレシピの数も多いのです。

ここではそんなパクチーの独特な香りと味を活かした中国料理と食物としてのパクチーの健康作用も合わせて紹介していきます。

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中国のパクチーの使い方

香菜は香りが強いので料理の主材料としてではなく香りづけや料理のアクセントに少量使われることが多いのは中国でも同じです。
刀削麺にネギとともに入れたり揚げ物に添えたりして香りや色合いをプラスするには有効ですよね。

中国のパクチーたっぷりな刀削麺↓↓↓

しかし当然例外もありパクチーを全面に推し出した料理ももちろんあります。

中国料理と言えば炒め物。
その中でもチンジャオロースー(青椒肉絲)は有名ですよね。

いわゆるピーマンとお肉の細切り炒めですが、中国にはこのピーマンの替わりにパクチーをつかった料理があります。

その名前も「香菜肉絲(シャンツァイロースー)」。
中国ではパクチーを香菜(シャンツァイ)と呼ぶのでこの名前になります。

味付けはおなじみの青椒肉絲に似ていますが、中国山椒や唐辛子を加えエスニックな味付け。
香菜の香りを辛さで引き立てていてお肉ともよく合います。

ほぼパクチーのみを使った料理もあります。
それは刻んだパクチーに中華ドレッシングを合わせただけの冷菜。
パクチーを食べるための料理と言ってもいいこの料理はパクチーが食べたいという人にはたまらないでしょう。

もしこれに少しアレンジしたいのであればピーナッツを一緒に合わせると「香菜花生」という料理になります。
中華ドレッシングのほかにラー油も少しいれるとピリっとして味が引き締まるのでおすすめです。


パクチーの健康作用

食物を温性や寒性などに区別する中医学の考え方によればパクチーは温性で胃腸の動きを活発にし食べ物の消化を助け、胃痛を和らげる効果があるようです。

また風邪にも効き体を強くしたり抵抗力もアップ。
中国で朝食によく食べるようなおかゆを作る時には、消化を促す作用の橘皮や胃を温める効果のあるショウガ、そしてパクチーを加えるよいとのことです。

さらにパクチーはさらに発汗作用もあり、パクチーから抽出される成分には汗腺分泌を刺激する作用があるといいます。

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私の家族もパクチーは大好きなのでよく食べていましたが今は妻が妊娠中なので控えています。
というのは妊婦がパクチーを食べると流産の原因になるという話が中国にはあるからです。
なので出産するまではおあずけとなっています。

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