冷やせばいいってもんじゃない!ビールの美味しさを最大限に引き出すには。

お店に入ったらとりあえず一杯、キンキンに冷えたビールを喉に流し込む、暑い夏の日にはたまりません。そんなビールはできるだけ冷やして提供するのが一般的ですが、ただ冷やせばいいというわけではないんです。

ビールのつぎ方

つぎ方もビールの味を大きく左右します。三度つぎが有名ですがこれは泡の状態やビールの温度、炭酸の量などを追求したつぎ方といえるでしょう。
つぎ方によって泡の量やキメが変わり口当たりを大きく左右します。キメが細かければクリーミーな口当たりになり、唇に泡が触れた時の柔らかさが増します。また泡は風味や炭酸ガスを逃さない蓋の役割もはたしています。

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ビールは温度が命

温度管理ももちろん重要です。基本中の基本ですが、瓶ビールやビールジョッキを冷やしておきます。冷蔵庫で冷やしておくのが一番ではないでしょうか。氷水で冷やしても構いませんがビールをつぐ前に必ず水気はとりましょう。少しでも水気があればせっかくのビールの味も薄くなってしまいます。またジョッキで提供する際にジョッキの取っ手ではなくジョッキ本体を持ってテーブルに置くようにします。取っ手をもって提供すればその分取っ手の温度が上がってしまいお客さんが手に持って飲む時に手に感じる冷たさが鈍くなってしまいます。ビールの冷たさは持って飲むときの手でも感じるのです。
しかしあまり冷えすぎたビールも風味や味を感じにくくなってしまうものです。特に冬の寒い季節、激烈な冷たさが必要のないような季節では少し温度を高めにして提供しても良いかもしれません。

料理との相性も考えるビールペアリング

ワインと料理を合わせるようにビールと料理にも相性があります。基本的に肉料理や油分の多い揚げ物などがビールと合いやすいです。さらに味が軽い料理には軽いビール、濃いものには濃いビールというように、ビールの種類によっても合わせる料理が変わってくるのです。

和食にビールは合わない?

ビールと一緒に刺身をいただくのは生臭さが増したり鉄臭くなるといって好まない人が多いようです。 和食では素材を活かした料理が多いためできるだけライトな飲み口のビールを合わせたほうが良さそうです。

ビールの美味しさは温度や泡の状態、炭酸の量などのバランスが大切な要素です。適度に冷え、クリーミーな泡のビールは口あたりも良くのどごしも爽快に感じられます。
現在ではメジャーなビールから地ビール、海外のビールなど様々なものが出回っていて手に入れやすく料理に合わせる時にも選択肢が多いので突き詰めやすいといえます。

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