赤ちゃんの脱臼を自分で治すに至った経緯と肘内障の整復の参考にした動画 

みなさんは自分の子供が脱臼しちゃったらどうしますか?

当然病院へ連れて行きますよね、腕とかがブラブラなままほっとくわけもありませんし。

でもこの前うちの双子の次男のほうの肘が外れたときは病院へ行きませんでした、というか行けなかったんです。

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病院にいくのはなぜ不可能なのか

私達の住む内モンゴルは冬の寒さが厳しいです。

昼間でも−10℃なんかすぐ下回りますし、夜中は−30℃もいっちゃったりします。

そこまで寒いと乳児なんかはよっぽどでない限り誰も外へ出しません。

赤ちゃんはまだ体が小さいですし、どれだけ着込んでても寒い風にあたってしまえば簡単に風邪をひいてしまいますからね。

そして寒さは外だけじゃなく当然屋内の気温にも影響してきます。

病院には暖房設備がありますが完璧ではないので場所によっては冷たいすきま風が入って来るところも少なくありません。

赤ちゃんが怪我をして診察しにいったら風邪をもらって帰ってきたなんて話はよくあります。

そこで私達はどうしたかと言うとモンゴル民族のシャーマンに次男の腕の怪我をどうすればいいか電話して聞くことにしたんです。
→内モンゴルのシャーマンはこんな人


整骨もできるシャーマン

日本では子供が怪我をしたらすぐ病院となりますが、モンゴル民族の間では宗教的なスピリチュアルなものに頼って治療ということもよくあります。

神様の言葉を伝えるシャーマンの話を聞き、そのシャーマン自身が治療するかシャーマンに言われた病院に行くかなどするのです。

シャーマンと関わりがある人は余計な検査や手間のかかりがちな病院をきらいます。

病院のほうがいいのではと思う方もいるかと思いますが、検査のためにムダな時間とお金を払うこともあるので神様の声を聞けばすぐ怪我の原因がわかるシャーマンのほうが手っ取り早く解決することもあるのです。

またシャーマンは病院では治療できないスピリチュアルなものによる害も取り除いてくれますから病院より優れている点もあります。

私達も妻が妊娠した時、いち早く双子だと見抜きその後のマタニティライフも高齢ながら安定して送ることができました。


「自分で治す!?」

私達はいつものシャーマンさんにとりあえず電話し、次男の腕が外れたがどうすればいいか聞きました。

するとシャーマンさんは左右の肩で違うところはないかとか、腫れているところは見当たらないか、ずっと泣いているのかなど次男の症状を訪てきます。

そしてそれを一通り聞き終えたシャーマンさんは肩の脱臼なら自分たちで治せるはずだと言ったのです。

「自分で治す!?」

電話口で戸惑いを隠せない妻にシャーマンさんは早口で復整の仕方を教えました。

電話で話を聞きながら妻がおもむろに次男の肩に手をやり治そうとします。

そのやり方というのは肩の一部を指で押すものでしたが、脱臼の治療なんて素人がやるものではないと思っている私は手が出せるわけありません。

妻もシャーマンのいうとおり整復を試みていましたがなかなかうまくいかないようでした。

次男は腕を動かされていたがり、ただただ泣くばかりです。

シャーマンさんにはとりあえずそれを何度かやってみてと言われ電話はそこで終了。

言われたとおり整復を試みましたが電話で教えてもらったのもあり私達のやっている整復の仕方も本当に正しいかわからず、何度やっても次男坊に痛みを与えてるだけの気がしました。

夜も遅くなってしまい、またシャーマンさんにまた電話するのも悪いと思いかとそこで諦めるしかなかったです。

結局次男坊の腕はブラブラなままでしたが、泣きつかれたのかそのまま睡眠モード。

この時私達は夜が明けたら寒いのを覚悟で病院へ連れていこうと決めてはいました。


自力で治すためにネット検索

今まで日本で常識と思っていたことは私が内モンゴルに移住してきて何度も覆されました。

今回の赤ちゃんの脱臼の治療だってそうです。

ずぶの素人が自分たちで整復しようとするなんて日本ではまずありえませんよね。

ほかにも生後1日目の赤ちゃんを自家用車で長距離を移動したなんていうこともしました。
         →「生後4時間でクルマにのせ転院」の記事

そんな環境に身を置いて数年過ぎた私も今までの人生で培ってきた常識というものがなにかわからなくなってきたのでしょう。

「ここでは脱臼さえも自力で治そうとしなければいけないのか、だったら私も」
と思ってしまったのです。

そしてネットで肩の脱臼の治し方について調べ始めました。

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肩ではなく肘の脱臼

ネットの情報は数を見ればどの情報の正確性が高いのはわかりますよね。
私も時間をかけいろいろ見ました。

「赤ちゃん、肩、脱臼」とかで検索をかけまくります。

かなりの情報量でしたが静けさが増す夜中、時間をかけて隅々まで見ました。

すると脱臼している場合は痛みで泣きやまないのが普通だと書かれている記事をいくつか見つけたのです。

次男は腕がブラブラになってしまったので肩が脱臼したと思っていたのですが、今すやすや寝ているなら脱臼じゃないかもしれない可能性がでてきました。

続けて腕がブラブラで肩の脱臼と勘違いしやすい「肘内障」という怪我の情報を見つけました。

もしかしたらこれかと思い、検索をこの方向に。

するとこの「肘内障」の症状は次男坊の容態とかなり近いと思ったのです。

             →肩の脱臼と間違えやすい次男の肘内障の症状

ある整形外科のホームページには子供がこの肘内障を患っても肩の脱臼だと思って連れてこられる親御さんもよくいる、と書いてあるものもありました。

これに違いないと思い次男坊の腕を動かして痛み具合を調べます。

そうすると肩だけ動かしたときは泣かず、肘を動かすと痛そうにないたのです。

どおりでシャーマンさんの言うとおりにやってもうまくいかないわけでした。

肘内障と確信した私は整復の仕方をYouTubeで検索。

こちらも動画は多々あり上から順番に見ていきました。


赤ちゃんの肘内障を自分で治した時に参考にした動画

この動画では骨のモデルを使って整復の仕方を説明しているので素人でもわかりやすかったです。

途中専門用語が出てきますが何となくわかります。

一瞬で肘内障を治す様子。

見た感じだととても簡単そうです。

この動画をまねて次男坊を治しました。

動画を見る限り思ったより難しそうではないと感じたのは私だけではないはずです。

ネットでも「おすすめはできないが緊急の場合は親御さんがご自分で治療できるかもしれない」なんていうことも書いてあります。

「これはやってみるしかない」

整復の動作はそんなに難しくないので、もし「肘内障」でなかったとしてもそんなに影響はないだろうと思い一か八かやってみようと決心したのです。


恐る恐る整復

私は早速次の日整復に取りかかることにしました。

気分的にはかなり緊張です。
だってもしかしたら治すのではなく逆に悪化させてしまうかもしれませんからね。

もう一度言いますが日本にいたなら絶対病院に行き治してもらいます。
内モンゴルなのでしかたないのです。

眠そうな次男坊を起こし、もし泣いてしまったときのためにミルクを用意。

妻に動画のとおりに子供を抱いてもらい腕をとります。

何度かイメージトレーニングしましたし、妻の腕でも何度も練習しましたのでやり方はわかっています。
でももしこれで治らなかったら‥。
素人の私の診断が通用するのか‥。

こんなふうに最後まで迷いながらも次男の腕を動かし始めました。

動画のとおり右手で子供の肘をもち左手で腕をひねっていきます。

まずは内側へ、そして外側へ。

すると子供の肘を持っていた手の親指にパチッという感触が伝わってきたのです。

もしかしたらうまくいったのか!?

そう思いながらまた動画のように整復を続け次男の肘を曲げてあごの辺りまで手のひらを持っていきます。

これで動画のとおりにやりましたが次男の腕はどうだったのかのいうと、確かにちょっと力が入っているように見えます。

肘を動かしてみると痛そうにしますが、泣き出す様子はありません。

しかしまだ元気に動かす様子はなく正常に戻っているようには見えませんでした。

痛いのが怖くて動かさないようにしていたのでしょう。

しばらく様子を見ているとやはり徐々に動かすようになっています。

そして1時間ほどたつところには整復がうまくいったと確信できるほど回復したのです。

もうこの頃には肘を曲げさせても痛がりません。

動かす範囲にまだちょっと違和感が残りますが、これも1日経つ頃にはこれもなくなりました。。


本当に治ったか確認

自分で整復して治ったとはいえ専門家に見てもらわないとほかに異常があるかもしれません。

病院にいってレントゲン写真などで検査することもできるのですが、ここでまた登場するのがシャーマン

シャーマンに聞けば次男坊の怪我が完全に治ったかどうかも教えてくれます。

妻が電話して聞いてみると,病院にいく必要はないとのこと。

私達はようやく一安心したのです。

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今回、肘内障を自分で治すことができましたが、もし素人の私の診断が間違ってたことを考えるとやはり怖いです。

うまく整復できたのももちろん運もあるでしょう。

不注意による子供の怪我は回避できるものもあるので気をつけるべきだと感じました。

特にこの内モンゴルの草原のような医者のあまり身近にない場所では。

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