中国の薬局で買えるマタニティーのための品物

旦那さんの中国赴任についてきた人。
妊娠しつつも海外赴任を続けている人。
中国に嫁いできた人、などなど、中国に滞在している日本人妊婦や妊活中の人もいるかと思います。

妊娠中期以降では日本の故郷に帰って養成する人がほとんどかと思いますが、お腹が大きくなり始める初期の段階までは中国で生活を続ける人も少なくないはず。

日本であればそんな時に必要になってくる検査薬やサプリメントは薬局やドラッグストアで気軽に買えますが中国ではどのようになっているのでしょうか。

ここでは妊娠時に使える中国の薬局について紹介します。

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中国の薬局

中国の薬局は北京、上海などの大都市から人口が数万人単位の小都市までその街それぞれに数多くあります。

上海に住んでいたときもあちこちにありましたし、現在私の住む内モンゴルの小さな街でもちょっと歩けば大体2,3軒は見つけられるほど。

それらはスギ薬局やマツモトキヨシなどのドラッグストアチェーン店ではなく、どれも個人で経営しているようで看板やお店の名前もそれぞれです。

お店ごとに扱っているクスリのメーカーはまちまちですが品揃えがよく、風邪薬から湿布薬、頭痛薬、酔い止め、サプリメントなど、どこの薬局も一通りのものが揃っていて今まで欲しいものがなかったことはありません。

しかも個人経営なので営業時間が決まっておらず、従業員が住み込みで開けていているお店であれば深夜まで営業しているところもあります。

今までいろいろ買いましたが、言葉が通じにくい意外は外国だからといって特に不自由することはありませんでした。

また中国でも薬局に薬剤師の資格をもった人が必ず一人は駐在しなければいけないと法律で決まっているようなので、クスリの説明も丁寧ではありませんがしてくれることがあります。

ただ中国の薬局は日本のドラッグストアと違い商品棚が私たちの手の届かないところに置いてあることが多く、商品を自由に手に持って眺めるということはできません。

店員さんに「〇〇ありますか?」と聞けば出してもらえますが、ゆっくりとお店の中を閲覧するような雰囲気ではないです。

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マタニティーに必要なもの

妊娠初期や体が健康で妊娠が正常に継続しているのであればクスリよりもサプリメントや検査薬のほうが必要かと思います。

これらのものは中国の薬局にも置いてあり、私たちもいくつか買いました。

・葉酸タブレット

中国では「叶酸片(イェ・スゥァン・ピェン)といいます。
薬局には妊婦用と詠ったものと一般用の両方が置いてあることが多いです。

妊婦用の方が割高で、写真にある小さい瓶の一般用のものは20元ほどでしたが大きい方の妊婦用は100元以上しました。

二つの違いは小さいものは単純に葉酸だけの摂取を目的としているもので、大きい方はそれ以外に鉄分も摂取できるものです。

妊娠3ヶ月前から妊娠3ヶ月まで葉酸を摂取することを推奨しているのは両国とも同じですが、人々に知識として浸透しているのは中国の方が多いように思います。

薬局でも「叶酸片有吗?」と年頃の女性が聞けば妊婦用かどうか聞かれ商品を出してくれるはずです。

ちなみに私の妻は妊娠前は小さい瓶のものを食べ、妊娠が発覚したあとは大きいものにしました。

・カルシウムタブレット

中国で「钙片(ガイ・ピェン)」と呼ばれるカルシウムタブレットでこれも妊婦用と一般用があります。

私たちは定期検査の時に医者から摂取するように言われ病院の近くの薬局で買いました。

薬局に行くと店員に妊婦用といわれる100元以上のものを奨められましたが、病院の先生が言うには値段の割に大した差はないということで言われた通り一般用のものを購入。

これは割安の17元のもので妊婦用ではありません。

・妊娠検査薬

日本のドラッグストアでは検査2回分で1000円ぐらいしますが、中国では100円ぐらいと格安です。

安いからといってものが悪く的中率が低いわけではなさそうなので私たちは妊活中どんどん使ってました。

中国では「早早孕(ザオ・ザオ・ユン」といいます。

・排卵検査薬

これも中国では格安です。

5回分で10元。

排卵予定日近くになると毎日使っていました。
薬局で「排卵试纸」といえばわかります。


中国のマルチな薬局

中国の薬局はクスリを販売しているだけでなく血圧を計ったり点滴を打ってくれたりするところもあります。

妊娠中期以降は血圧も常に気にしなくてはいけませんが、いちいち遠い病院まで計りにいく必要がなく、近場にある薬局に行けばすむので私たちも重宝しました。

また地元の人では体の調子が悪くなったら薬局で点滴と、決まっているという人もいるほど。

点滴が落ちるのを待ちながら店員さんとおしゃべりしているという和やかな場面を何度か見ました。

このように中国の薬局は日本とはちょっとシステムが違いますが、品物はしっかり揃っていて不自由しないはずです。

個人経営なので融通が利くというのも利点で、緊急だったら店じまいしたあと、シャッター越しにクスリを売ってくれるところもありますよ。

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