国際結婚の意外で複雑な問題とたった1つの解決方法

国際結婚を難しくさせるのは母国語の違いだというのは皆さんもわかるかと思います。
コミュニケーションの道具である言葉が通じないと自分の意志を正確に伝えることができませんし、相手の意思も正確にうけとれませんよね。

しかし本当に国際結婚が難しい原因は単純にコミュニケーションがうまくいかないからだけでなく、それから派生する複雑な問題があるからではないでしょうか。

私たち夫婦もそう思わせるような事態に何度も遭遇しました。

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実は夫婦の問題はなかった

母国語ではない言語を使ってコミュニケーションするのであれば意思疎通が100%できる人は少ないと思います。
もちろんその言語が母国語と同じレベルで使いこなせればいいのですが、そこまでの人はなかなかいないのではないでしょうか。

私たち夫婦も私の母国語である日本語でコミュニケーションをとっていますが、結婚5年目とはいえ未だに意思疎通が完全にできてはいないと感じます。

妻の日本語能力は外国人とは思えないほど上達しているのですが、それでもまだまだ私達ネイティブには及びませんし、私の日本語の会話力だって完全とはとても言いがたいですから。

そんな私達のような言語力の欠如によってのおこる問題の原因はただ言語力が足りないからという単純なものではないのです。

もし私たち二人だけの世界であれば言葉が多少通じなくてもそれを補い分かり合うためにどれだけでも時間をかけることができます。

しかし社会で生きていくためにはどうしても第三者とも関わらなければならず、そんな時は夫婦の間ではできるような言語力を補うための行動を求めることは難しいです。

言葉力不足で100%理解できないままことが進んでしまい間違った結果や予期しない結果が生まれてしまうことは第三者が関わると起こりやすいのです。


第三者の介入で複雑化する問題

第三者で一番身近なのが親の存在かと思いますが、どんな家庭でもある嫁姑問題は国際結婚でも存在し、言語の壁によってそれはさらに難しくなります。

姑に言われたことが100%理解できない、嫁が姑に自分の意志を伝えたいが言語力不足で伝えきれずに誤解が生じてしまうなど、もともと難しい嫁姑問題に加えて更に複雑になるのです。

こういう時に私が間に入って話を聞くと、嫁の話と姑の話とでは食い違うことはしょっちゅうで、その原因は嫁の言語力不足のせいなのか、姑が意地を張ってつっぱっているのか判断できずお手上げすることもありました。

生活していく上で関わらなければいけない第三者は親戚だけではありません。

国際結婚をして相手の国で暮らすのであればビザが必要で申請も本人がやらなければならず、入国管理局の係員とのやり取りが必要です。

係員にも外国語を得意としている人もいますが、そんな人ばかりではないのでやはり100%意思疎通をするのは難しく、申請資料の抜け落ちや書き間違いなどがおきることがあります。

また初めての場所に一人でいく時には赤の他人に道を聞かなければならないことがあると思いますが、これも不便なので付き添いが必要とカバーするところがたくさんあります。

夫婦でお互いを助け合うのは当然ですが、それをしなければいけない機会が意外に多いのが国際結婚です。
日本人同士の結婚と違い助け合いに手間や時間、お金がかりますしそれらを抽出するためもエネルギーがいります。

カバーしきれず夫婦間で感情的になってしまう時もありますが、言語力の差で予想もできない問題が起こるのも無理はないでしょう。

国際結婚は言語の問題により国内結婚に比べお互いを気づかわなければいけないことが多いですし、解決しなければいけないことも複雑になり数も増えるわけです。


言葉の溝を埋めたい

言葉の溝を埋めるのはそんなに簡単なことではありません。
単純に学習しようとしても習得には長時間かかりますし、上を目指せばきりがないのが言語です。

国際結婚特有の壁である言語力を根本的に解決するならば持久戦を覚悟しなければならないでしょう。
長時間かけてゆっくり溝を埋めていき第三者との意思疎通をネイティブ並みにできるようになれば、多くの問題が解決できるはずです。

それでも
「そんなにまっていられない、すぐになんとかしたい!」
といった言語の壁という問題をすぐにでも解決したいという時でも方法が全くないわけではありません。

その方法ずばり「逃げる」ことです。

逃げると言っても現実逃避や放棄というわけではなく、言葉の壁による問題をできるだけ起こさないように回避するということ。

言葉による複雑な問題が起きるのは第三者が関わることによってと書きましたが、そのかかわり合いを起こさないようにできるだけ避けるのです。

もちろん生きていくために必要なことはやらなければいけませんが、それ以外の交際、娯楽や嗜好、趣味による行動の中で確実に夫婦二人ないし一人でできること意外は慎むのです。

できるだけ他人と関わらないようにしすれば、言語によるトラブルが起こるのを防げますしそれを解決するための手間や時間もかかりません。

見方によっては自由がなくなりますが、トラブルによってイヤな思いをすることはなくなりますし、そのために生まれる夫婦間のひずみはなくなります。

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親と会うときは慎重に

一番関わりがちな第三者は自国の親ですが全く関わらないわけにもいきませんよね。
もし結婚相手と自分の親の関係が良好で、なおかつ意思疎通ができればいいのですが、そうでなければできるだけ会わせないようにしたほうがよいでしょう。

私の場合は外国人嫁と姑の関係が良いわけではなく、実家に行き親と会わせるたびにイヤな思いして帰っていくことばかりでした。

もちろん会っている最中は顔に出しませんが、夫婦二人で帰宅したとたんボロボロと文句がこぼれケンカになってしまいます。

妻は会話を理解し間違え私の母親の悪気があって言っていることではなくても、それを嫁は悪口だと誤解してしまうのです。
私がどう説明しても分かってもらえず、「母親の肩を持っている」と誤解されてしまうのが私の実家に行った夜のお決まりの場面でした。

私たち夫婦も親に対しては「逃げる、避ける」はできないのは理解しているのですが、
「もう二度と実家に行かない」
と何度も思ったものです。

親とのわだかまりは言語の問題がなかったとしても難しいもので根本的な解決は別のところにあることもあります。
これはあまりつかず離れずを守りごまかしていくしかありませんでした。

分かり合えない人と結婚相手に一定の距離を保たせるのは国際結婚の夫婦関係を保つためにも有効です。

親を含めた同僚などの第三者には外国人の言葉の通じなさに当人夫婦ほどの寛容さを求められません。
中には協力的な人もいますが、それ以外ではうっとうしがられることが多く、外国人にとって母国語圏以外で暮らすことは私たちが考えているよりも大変なはずです。
仕事場でもイヤな思いをすることもあるでしょうし、慣れているように見える日常生活も本人にとっては異文化圏ですからストレスが皆無というわけではないでしょう。

自分の本当の味方になってくれるのは結婚相手だけかもしれませんから理解しカバーできるところは見逃さないようにしなければいけません。

国際結婚で自国に暮らすときはこれらのことが問題をこれ以上難しくさせないことにつながるはずです。

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