「カレーは飲み物だッ!」って一気飲みした和食料理長の修行時代の話しを振り返ると今はまだ働きやすいなって感じる

社会に出て働いていると先輩や上司の昔話を聞かされることがあると思います。
私も飲食店に勤めていた時にはいろんな先輩に出会っていろんな話を聞きました。
ここでは私が働いていたある和食料理店のちょっと変わった料理長の話です。

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その時働いていた超忙しい店

その飲食店は駅前のショッピングビルの中に入っているお店だったので来客は多いのは当然なのですが、さらに料理が凝っていて食材などの準備がとてもやることが多いお店でした。
朝9時に出勤して夜の終電ギリギリの24時まで仕事をやるなんでことはザラ。
時には朝8時出勤という時もあったぐらいです。
またお店のキャパに対する従業員も少なかったですし、アルバイトの比率も多かったので突然の欠勤でさらに仕事がキツくなることもありました。
平日はサラリーマンで賑わい、週末は買い物に来るお客さんがどっと押し寄せるという毎日気の休まらない忙しさの上に人手不足という過酷な仕事場だったのです。

職人気質の料理長

そんなお店の料理長は和食一筋20年の大ベテラン。
料理は上手でしたしとにかく仕事が早かったです。
更にアルバイトや周りの人の使い方も上手で人手が少ないながらも計画的に仕事をし忙しいお店をまわしていました。

しかしそんな仕事一筋の料理人に限って多いのが頑固者。
特に日本料理一筋でやってきたような職人さんがそうです。
イタリアンだったり中華のような海外料理を作る人であればそうでもことが多いのですけど、和食の人は昔からの伝統的な料理人の風習を習っているのかその傾向が強く出ていると思います。
その料理長も「オレは20年やってきたんだぞ!」っていうのが言うことや、やることに現れていました。
他の人から見るとそれはよく言えば自信、悪く言えば傲慢と言ったところでしょうか。
もちろん一言では現しきれませんし人によって違うのでなんとも言えないとこはあります。

食べるのも早い料理長

そのお店は忙しいお店なので休憩時間もろくにとれることが少なく昼食の賄いも急いで食べなければいけません。
またお店従業員が15人ほどは常時いたので賄いだけでも結構手間がかかるのです。
仕事に余裕があればちょっとぐらい手をかけて美味しいものを作りたいですが、そうも言ってられない時は簡単に作れるカレーが定番でした。
サッと材料を切ってあとは作業をやりながらでもできるので仕事が忙しい時にはうってつけなのです。
カレーを作るのは誰でも早くできるのですがその料理長のすごいところは食べるのが速いところ。
カレーの大盛りを1分ぐらいで平らげてしまうんですよ。
その時に「カレーは飲み物だ!」って断言してました。

料理長の修業時代のはなし

カレーを飲み物という料理長は修業時代の話をよく話してくれました。
先輩にたてついたら冷蔵庫の中でボコボコにされたりとか、ミスすると下駄をはいている足で蹴られたりっていう苦い話。
おせち料理をつくるために徹夜が続いたとか、珍味のからすみを作るために寝ずに見守ったとかっていうツラい話もありました。

わたしもこの手の話はいろんな人から聞きましたが昔は仕事がキツかったみたいなことはみんないいます。
ある人が言うには和食料理界には「寝ずに働くのがカッコいい」というメチャクチャな風習があったみたいでそんなのがまかり通っていた時代を経験したなら「カレーは飲み物だ!」って言ってしまうのもわかるきがします。

先輩の話を聞くかぎりでは以前に比べ労働条件はまだ今のほうが良いような気がしますよね。
それでもまだ飲食店の労働条件は他の職種に比べていいとは言えないのは転職者が多いことから見て取れます
もちろん企業の大きさや思想によっていいところもあると思いますが、過労死や残業時間規制などの世間の流れに乗ってさらに良くなってほしいなと思うかぎりです。

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