中国内モンゴルで和食系飲食店を開業する ビジネスチャンスの多いブルーオーシャンである地方都市で起業

中国主要都市では一昔前に日本料理が爆発的に流行り、今でもまだまだ衰えるところを知りません。
しかし、上海や北京などの和食料理店は飽和状態との話があり競争が激しくなっているよう。
そこで大都市ではなく、まだ和食のあまり浸透していないような小規模都市にに目を向けてみました。

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日本料理店の浸透していない都市

中国にはまだまだ和食系飲食店が存在しない都市が少なくありません。
「吉野家」や「味千ラーメン」の大手チェーンが1、2軒ポツッとしかないような都市もちらほらあるようです。

そんな未開拓都市ではビジネスチャンスは豊富。
飽和状態で望みの薄い都市よりは成功する可能性が高いのではないでしょうか。
人々のニーズに合わせることさえできれば競争相手のいないブルーオーシャンであることは間違いありません。

ニーズに合わせるため業態を自由自在に

飲食店を成功に導くための必須項目はリピーターの獲得です。
これには消費者のニーズを知ることが重要。
飲食店では接客サービスや料理の品質、クリンリネスなどいろんな項目がポイントになりますが、中国で開業するのであれば客単価と業態が重要になってくるでしょう。

中国では地域や街の大小により消費レベルに差があるので、消費者の求める客単価や業態を正確に把握しなければ開業も空振りに終わることになります。
ニーズの調査はある程度の期間行わなければ正確に把握するのはむずかしいので、実際に長期間その街で生活して感じとるのが一番いいかと思います。
しかしそれでも世間のニーズは流動的。
開業してから始めて把握できることもあるはずです。

これに解決するためには開業する飲食店の商品価格帯に幅を持たせたり、ニーズの変化に対応できるようにお店の業態を決めつけすぎないことが大切。
商品価格や業態に幅があればその土地の人々の消費レベルにかかわらず消費者に受け入れられやすく、また業態に自由度を持たせればニーズの変化に対応することも可能だからです。
未開拓の地域に進出するためには技術や知識に幅のあるマルチな能力がある人材が求められそうです。
             →マルチな人材のメリット

日本人駐在員がいるからこそ和食が流行りやすい

上海や北京、広東などの都市で日本料理店が流行っている理由の一つに日本人が数多く駐在していることがあげられると思います。
日本人ですから海外暮らしが長くなれば当然和食は恋しくなります。
また取引先の中国企業を接待する場としても日本料理店は用いられるはずです。

私が上海の日本料理店で働いていたときの客層は半分以上日本人でした。
もちろんその店舗の立地条件も関係するとは思いますが中国人だけで来店するお客さんは比較的少なかったように思います。

反対に和食が浸透していない街には日本人がほぼいないはずです。
私の住む街では日本人はおろか外国人にすら会ったことはなく、和食系飲食店は一切ありません。
このような土地では爆発的に和食が流行る要素は少ないです。

地方都市で本格日本料理店は流行るか

例えば私の住む和食未開拓の街で内装や機材に莫大なお金をかけたコテコテの日本料理店を開業してしまったとします。
カウンターや個室で日本料理店ならではの雰囲気にこだわり、広告も大々的にうちのです。
そして開店。
気合いを入れてオープンした当初は中年の富裕層で店内は溢れるでしょう。
来たお客さんもお店の雰囲気や料理を楽しみ、和食とはこういうものかと満足げに帰っていくはずです。

しかしその人々がリピーターになる可能性は低いと考えます。
なぜならそれはまず味の問題。
和食の醍醐味でもある生魚は習慣と衛生的な観念から中国ではあまり食べません。
これは地方都市であればさらに顕著なはずです。
あとはやはり客単価の問題。
中国の地方都市では結婚式など、ここぞという時にしかお金をかけないことが多く、高級店は特別な場合のみ使われることが多いです。
利用目的が固定されてしまうような、そして客単価が高いお店は成功しにくいですし、新しいものが好きそうな若者も高くて手を出せません。

たとえ開業にどれだけお金をかけたとしてもそれが消費者のニーズと合わなかったとしたらムダになってしまいます。
お金をかけた分だけニーズに合わせるための業態の変更も難しくなりお店を閉めるしかなくなってしまうのは望むところではないはずです。

私の住む内モンゴルの辺境地

私の住む町は内モンゴルの辺境にあり人口3万人程度。
日本人はおろか外国人にあったこともありません。
それでも飲食店はかなり多くこちらで現地人に馴染みのある中国系料理店は飽和状態でお店の入れ替わりも頻繁に行われています。

中国系以外の飲食店もちらほらとありました。
田舎や小さい街では海外の料理に対して排他的なイメージもありますが、ハンバーガーやパスタ、ピザなどは何軒かあり若者に人気があるようです。

若者は新しい文化を受け入れやすく日本料理店のターゲットにもしやすいのではないかと思うのですが、消費レベルは低いので客単価を低めに設定する必要があります。

失敗例を見ました

少し前に私の街にこれで3軒目となる西洋料理店ができました。
主なメニューはステーキ、パスタ、ピザ、コーヒー、デザートなど、そして中国料理です。
つまりは洋食と中国料理が合体した業態です。
一度行ったのですが内装が洋風で素晴らしくきれいでした。
店内は広々としていてゆったりしたテーブル配置。
雰囲気も落ち着いていてデートや記念日には最高だと思います。

しかし問題なのがメニューの値段。
中年の比較的消費レベルの高いクラスだったら問題なさそうですが、ロマンチックにデートするような若者にはとてもリピートしようとは思わない価格帯です。
唯一客単価が合いそうな中年の人々もパスタ、コーヒー、デザートは食べないので、中華を食べたければ中華専門に行ってしまうでしょう。

業態と価格帯が全く消費者のニーズに合っていないこのお店は案の定すぐに閉店。
豪華な改装代がムダになったわけです。

この街でははっきりビジネスチャンスは豊富だと言い切れますが、和食系飲食業の開業に関していえばかなり細い道のりであると感じています。
しかし日本人は他にいません。
チャンスをものにできるとしたら私しかいないのです。

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