60歳のベテラン料理人でも海外の飲食店で働ける プロ中のプロと一緒に中国の日本料理店で仕事しました

私が上海で働いていた時、半年ほど日本料理の大ベテランの方と一緒に仕事をしていたことがあります。
私の中ではかなりの人物だったのでこの方について書いていきます。

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年齢関係なしのチャレンジ精神

普通は60近くなって海外で働こうなんて考えないと思います。
しかしその方は上海へやってきました。
決してエネルギーあふれるような元気ハツラツな人ではありませんでしたが、自分の料理の腕に自信をもっているようなオーラの持ち主です。
聞くところだとこの方は40年も日本料理に携わっていたよう。
確かに知識、経験ともに間違いないもので、磨いてきた技術を惜しげもなく出しつつもまだまだ余裕の様子でした。
高齢での海外転職も技術さえあれば問題ないのかもしれません。

言葉の壁は低くはない

その方は中国語がほとんど話せませんでした。
仕事の合間に中国語で数を数える練習をしていたのを憶えています。
一緒に働く中国人スタッフとのやり取りはやはり困難なようで、日本人の店長を間に挟むか、日本語が少しわかるスタッフがなんとか通訳していたようでした。
そのため意思の疎通がうまくいかず、現地スタッフと仲違いすることも少なくなかったようです。
しかも包丁が飛ぶような惨事もあったとか。

実は私が上海に転勤したのはこのような事態を改善するため。
少しは中国語のできる私が間に入れば仕事を円滑に進めることができるのではないかと社長が提案したからです。

中国人に日本料理を指導

日本料理店で働いていても日本料理に興味のないスタッフは少なくありません。
しかし数少ない勉強熱心なスタッフにとってはその方の技術は目から鱗もの。
その方も熱心に教え、現地スタッフに通訳や説明する役目の私も一緒に料理の勉強をさせてもらいました。

転職先はまさかのまた海外

一緒に働いて半年ほどたったころ、その方から転職することを伝えられました。
どこへ転職するのかと訪ねると、なんと次は広州とのこと。
また海外の新しい土地へ挑戦するようです。
その料理の技術もさることながら年齢をモノともしない精神力には感服するばかりですし、私も見習いたいところ。
料理人としてもモチベーション保ち続ける仕事人としても鏡である存在です。

残念ながら現在ではこの方と連絡は取っていません。
もしかしたら今も日本ではないどこかで働いているかもしれません。

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