招き猫のルーツは中国から!?日本との違いをシャーマンが説く

招き猫って福を招くとかお金を招くっていいますよね。

私も内モンゴルで飲食店を開業したらそんな迷信にあやかってお店に一つ置きたいなーと思って、日本から引っ越す時に持っていったのです。

中国にはそうそうないだろうと思っていたのですが、それが意外にもポピュラーで招き猫をいろんなところで見かけました。

あれ?で微妙にちがうような‥?

スポンサーリンク


日本では福を招く

日本の招き猫は人々が猫をペットにし始めた江戸時代ごろが起源で由来は諸説あるよう。

猫に招かれて災難を逃れることができたとか、猫の置物を作って売ったらバカ売れしてお金持ちになったとかいうものですが、いずれも人に幸せを導くような話で、そこから招き猫が作られるようになったとか。

現在でも民家や商店などにおいてあり、そのころから風習はかわっていないようです。

ちなみに招き猫はどちらの手を上げているかで招く物が違い、左は人、右はお金だそう。
両手を招くようにどちらの手も上げている招き猫も少なからずあるようです。


なんと中国にもあった招き猫

中国にないと思っていた招き猫。

上海にいる時は一度も見たことがなかったのですが、内モンゴルに行ったら商店や飲食店などに置いてあるのを見かけました。

聞くと中国でもポピュラーなものだそうで中国では「財招猫」といいお金を招く意味合いでおいてあるそう。

姿もほぼ一緒で一目見たら招き猫とわかります。

ただ日本の静止している招き猫ではなく、招く手が電気によって可動するものでひたすら手招きしているものが多かったです。

招きまくる中国の招き猫↓↓↓

私の今まで見た中国の「招き猫」はちょっと目が怖いものもありましたね。

例えると古代エジプトの壁画に描いてある人物の目と言いましょうか。
夜見るとゾッとしそうなかんじ‥。

ほかにも招いているその手が妙に長くて細かったり、顔がちょっと恐かったりと雰囲気が日本のものと違いました。


中国の招き猫の歴史のほうが古い?

招き猫の歴史や由来は日本と中国でまたそれぞれ。

中国のネットによれば、「猫が顔を洗うと来客がある」という言葉が一千年前の文章の中に残っていてこれが由来と考えられています。

昔からの迷信のようなものですが猫が顔を手でこすってきれいにするしぐさは招いているような仕草になりこれが招き猫につながったのでしょう。

また中国にある1600年前の遺跡からも招き猫に似たものが石の壁に掘られていて、これが原型という説もあります。

確かにその遺跡の写真を見ると何かを招いているような猫が掘られていますが、表情が怖すぎて猫ではないような気も。
その遺跡の写真です↓↓
https://imgsa.baidu.com/baike/c0%3Dbaike80%2C5%2C5%2C80%2C26/sign=1016102c33adcbef15397654cdc645b8/b7fd5266d01609246

日本の招き猫の起源は江戸時代ということになっていますので、中国の方が先にできたということになります。

もしかしたら招き猫は中国から来た可能性もありますよね。

スポンサーリンク


商売するなら猫はだめだよ!って言う人も

内モンゴルのシャーマンが我が家に来てくれた時のことです。

私たちの家のお祓いや祈祷をしにきてくれたのですが、その時に家にあると縁起が良いものや悪いものについて教えてくれました。

そして我が家の招き猫についてシャーマンにこう言われたのです。
「猫は置いちゃダメだよ!怠けのシンボルなんだから!」

招き猫は日本や中国圏では福や財産を招く存在と考えられていますが内モンゴルでは猫はいいイメージがないと言います。

というのはモンゴルの農村では猫はネズミの駆除係として活躍していますが、それ以外は寝ていることが多いため怠け者のイメージがあるからです。

なのでシャーマンには商売をするなら猫ではなく魚の像をおくことをおススメされました。

スポンサーリンク

日本と中国は同じような考え方で招き猫を置いていますが、内モンゴルはまた違うのですね。

日本からわざわざ大事に招き猫を持ってきた私はバカみたいですが、シャーマンの言うことに嘘はなさそうなのでお店ではなく家に飾ることにします。

スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です