中国に郵便物を送るときの関税対策 日本から化粧品を国際郵送する時に気をつけることとは

海外で生活している家族や親戚、友達にプレゼントや生活品など届けたいときには国際郵便を利用することが多いと思います。

しかし海外への郵送は郵送環境や関税の通過といった国内宛の郵便物とは異なった経路をたどるため、郵便物の安全を考慮したり関税に対する対策をしなければなりません。

特に中国へ化粧品を送る場合は特殊な事情があるため気をつける点がいくつかあります。

ここでは海外向けに郵便を送る時に一体何を注意するべきなのか、そしてその対策方法を私の経験をもとにして紹介します。

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関税がかからない条件

企業や事業主が商用で郵送するならともかく個人で送る場合は税金などの余分なお金をかけたくはありませんよね。

国をまたぐ郵送では一般的に税関を通す時に税金が課せられてしまうものですが、家族や友人の間の個人的なやり取りであったり個人使用目的の品物だある場合には条件によっては税金がかかりません。

日本から出国する輸出時では一回の郵便物の総価格が日本円で20万円以下のものであれば課税されませんし、税関への輸出申告も不要です。

化粧品の場合だと、一流メーカーの最高クラスの高級品を一度にいくつも、ということがない限りはこの額は越えませんし、日用品程度であれば全く問題ないでしょう。

そして郵送先である中国に入る時にかかる関税は個人の場合は一回の郵送品の合計が中国通貨の1000元以下であれば課税されないと規定されています。

1000元は日本円にすると、どれだけ為替の幅があったとしても1万2000円から2万円ほどとなり、化粧品であれば複数個送ろうとするとすぐにこの額を超えてしまうものもあるので気をつけなければいけません。

伝票の書き方や郵送料はこちら

規定以下でも税金がかかってしまう場合も

郵送品の内容を1000元以下におさえ個人使用のつもりで郵送したとしても、中国関税に商用と判断されてしまうと課税の対象になり、受取人が税金を払わなければいけません。

個人用、商用の判断の基準はその検査員の裁量によるものなので曖昧なところなのですが、化粧品の場合だと同じ品物を一度にたくさん郵送したりすると商用と判断されやすいそうです。

大量に必要だからといって、ケースごと品物を送ると商用と判断されてしまうかもしれません。。

また関税の検査員に個人用という判断を促すために、郵便の伝票に大きく「Personal Use」と書き個人用として郵送したことを関税の検査員に知らせることもできます。

私が中国に送るときも送られるときも誤解されないために必ず伝票に「Personal Use」と書いています。

化粧品を送る場合の注意

化粧品を送る場合は、それに含まれるアルコール度数に注意しなければいけません。

アルコール度数が24パーセントを超えているものは飛行機を利用しての輸送は制限されていて送ることはできず、荷受けを拒否されてしまうからです。

基礎化粧品ではそこまでアルコール度数は高くないはずですが、香水やマニキュアはまずこの規定を越えているのでNG。

しかし郵便局員や荷受け会社の係員によってはこれらの事柄に熟知していない人もいて、誤って荷受けをされてしまうこともあるようです。

化粧品に含まれているアルコール度数を、各化粧品メーカーのお客さま窓口で質問するか、各社のホームページで確認してから送りにいきましょう。

もし規定内のアルコール度数であれば「Not Restricted,as per Special Provision A58」を伝票とインボイスの内容品記載の後に書きます。
   →「Not Restricted,as per Special Provision A58」の意味は?

ちなみに私の今まで送った物は化粧水や乳液、美容液、フェイスクリーム、BBクリーム、洗顔料でアルコール成分はどの品物も超えていませんでした。

インボイスを書く

海外へ化粧品を郵送する場合は郵便伝票のほか「インボイス」を書いて荷物に付帯させます。

インボイスは関税に郵送品の内容を申告するもので、関税の係員に郵送品を開けて見られる可能性を下げることができるので、中身の抜き取りが問題なることもある中国に送る場合は特に必要なものと言えるでしょう。

品目を一つ一つ書かなければいけないため郵送物の品数が多いと少々めんどくさいですが私は毎回必ず書いていますし、そのおかげか毎回届いた荷物は開けられた形跡はありません。
       →インボイスの書き方



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乱雑な荷物の扱い方に対する対策

日本では配達員や郵送員は荷物の安全を心がけて、慎重に荷物を扱うことが多いと思います。

しかし中国では配達物が粗末に扱われるのは当たり前で配達されたものが壊れていたなんていうことはよくあることです。
自動車でやってきた配達員がこれから届けるであろう荷物を荷台から地面に放り投げているのを私は何度も見たことがあります。

もしこのような事態が日本でおきてしまったとしたら保険を適用するか郵送会社に責任を追求するかすればいいのでしょうが、異国の地ではできるだけもめ事は避けたいですし、届け先の人に手間を取らせたくはないでよね。

なのでこの問題のおこさないためには郵便物の包装をしっかりしておき、できるだけ壊れないようにするのが最善の方法でしょう。

タダでさえ長距離移動で郵便物がダメージを受けやすいので、外側が段ボール箱の場合は2重にしたり、中に緩衝剤を入れたりと工夫して荷詰めします。
特に化粧品の場合は瓶が割れて中の化粧品が出てくるなんてことのないように、プチプチを一つ一つに巻いてさらに隙間にも新聞紙を入れたほうが良いでしょう。
外側のガムテープも角という角に二重三重ぐるぐる巻きにしてガチガチに固めるのをおススメします。

ちょっとやり過ぎかと思うかもしれませんが私が受けとった日本から送ってもらった荷物は外側の段ボールが原型を留めていたことが今まで一度もないのでやり過ぎということはないはずです。

その時は包装がしっかりしてあったので中身は幸いにも無傷でしたが、もし何も対策をしず、日本国内に送るのと同じように包装していたとしたら、品物が破損するのは目に見えています。

海外に郵便を送るならこんな便利なサービスも↓↓↓

中国では郵便物を自宅まで送ってくれない

日本では送り先の住所まで郵便物を送り届けてくれますが、中国では国際便の場合そうではありません。

基本的には郵便物が届け先の住所の管轄の郵便局まで届くと受取人に連絡が入り取りにいかなければいけないのです。

これはEMSでもSAL便でも同じです。

まれに書類系の軽いものは宛先の住所まで運んでくれる時もあるのですが、私は一度意外は全て郵便局に取りに行った覚えがあります。


郵便物が届かない時はどうなっているか

中国と日本の間の郵便物はまれに届かずに関税で止まってしまうこともあるようです。

原因は搾取されてしまったか関税で止まっていると推測さるますが、もし搾取された場合は保険で対応するしかなさそうです。

郵便物が課税対象と判断されてしまい郵送を止められているようであれば連絡を受けた受取人が税金を払わなければいけません。
税金を払わなければ日本に送り返されるはずですが、そのまま没収されたり行方不明になってしまうこともあるようです。

あいまいな情報

私も初めて中国に化粧品を送る時には航空便の規則や関税についてあまり知識がなかったのでネットや郵便局に問い合わせたりしていろいろと調べました。

しかしそれぞれの場所で聞いた情報が見事にバラバラ。

ネット上、郵便局ホームページ、電話での応答、郵便局員、それぞれ少しずつ言うことが違うのです。

最終的には送る際の郵便局員の話を聞きましたが、それでもどの度ごとの対応する郵便局員が変われば言われることが違うことがあります。

特にインボイスについてはネット上には付帯しなければならないと書いてあるのですが、郵便局員によっては書かなくても言いという人もいました。

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中国おすすめの郵送方法

・ 早くて安全EMS

EMSなら中国の辺境地でも1週間ほどで届くようです。

私のいる内モンゴルでも5日程でとどくので急いでいる時は重宝していますし、なにより届かない期間、気を揉まなくてすみます。

郵便物の扱いもそこまで悪くないようで、届けられた箱も角が少し潰れているぐらいで変形はほぼしていませんし、中身も問題ありません。

ネット上で追跡も可能なので郵送料はそこそこしますが安心して送ることができます。

・ 安さを求めるならSAL便

EMSの半分以下の郵送料で送れるのが魅力ですが、やはりスピードは遅く私のところまでは届くのに3週間程かかりました。

郵送期間が長いだけあって箱も多少潰れていましたが緩衝剤をしっかり入れ包装を厳重にしておけばて中身は問題ないでしょう。

追跡はできないので届くまで心配ですが、急ぐ必要がなかったり壊れにくいものならSAL便で十分です。


ネットショップで買い日本から送ってもらった時

一度だけですが中国最大のウェブショッピングサイト「タオバオ(淘宝网)」で化粧品を買い、日本から中国に送ってもらったことがあります。

タオバオの中でも有名店らしいそのショップは中国国内へもしょっちゅう郵送しているようでした。

しかしそんなお店から届いた郵送物の伝票の書き方は意外にも適当。

数種類の化粧品を注文したのですが内容品の欄は「化粧品」と三文字だけで、内容品の価格も課税価格ギリギリの1万5000円ほどの物のはずが価格の合計の欄に2000円と書いてあるだけでした。

郵送伝票上に個人使用目的を表す「Personal Use」の文字も見当たらなかったですし、インボイスすらも付帯してなかったです。

もし中国関税で止められていたら私が責任をとり税金を納めなければ品物は受けとれませんが、ネットショップ側はそれを気にせず荷送りしたらそれ以降のことは無視ということなのか‥。

それとも伝票やインボイスなど書かなくても関税は通って当たり前なのか‥。
中国、奥が深いです。

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いかがでしたか。

送り先が国内の場合とは違い国際郵便は文化習慣が異なる国に送るためそれなりにリスクがあります。

しかしインボイスや包装などできるだけ対応することで安全に届く確率が増えるのは間違いないでしょう。

特に中国に送るのであればインボイスをしっかり書くことと包装を厳重にすることをおススメします。

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