新車が安くなる時期に合わせてスズキのSX4S−CROSSを購入 中国内モンゴル人の車事情から見える経済状況

日本でも郊外に住んでいると通勤に、買い物にとなにかと車を使うと思います。
私のいる所も内モンゴルの都市から離れた小さな街なので車がないと何かと不便。
特に冬なんかは寒くてとてもとても徒歩で買い物なんて行けません。
そんなわけでこちらで売っているスズキクロスオーバー車の、SX4S-CROSSを購入しました。

この辺りの車事情

中国も日本と同じく国産メーカー、海外メーカー、共に販売されています。
内モンゴルも海外メーカーが人気でトヨタ車やマツダ、他にはベンツやワーゲンやアウディ、BMWなどの海外主要メーカーもよく見かけます。
街の周りは草原ですし近隣の農村に行こうとすれば舗装されていない道を走ることもあるためか車高の高いSUVが多いです。
あと皆さん大体マニュアル車に乗っています。こちらではMTのほうが安いためか、もしくはオートマ車のほうが燃費が悪いからか販売店でもミッションはMTが主流です。

高級車もちらほらと

地形が凸凹しているためかさすがにフェラーリやランボルギーニなどのスーパーカーは走っていません。
しかし私の憧れであるランクルやハイランダーがとても多いです。
ほかにキャデラックやレクサスなどの高級車も見かけるようになってきました。

中でも驚きだったのがフルサイズピックアップトラックが何台か走っていることです。
米トヨタのタンドラやフォードのFシリーズは日本でも見たことはありません。
Fシリーズは映画で見た程度、タンドラを初めて見た時は車のエンブレムでどうにかトヨタ車と認識できたほどです。
それにしてもでかい、トヨタもこんなでかい車を作ってたんだ、と感心。

草原旅行は車で

この辺は地平線まで続くような真っ平らな草原だけでなく山地草原という山に囲まれた草原もあり観光地としても有名です。
夏の草が生い茂る季節になれば観光客を乗せた他県ナンバーの自家用車やツアーバスをよく見かけます。
このような遠方からの旅行客の車は草原を駆け抜けたり山道をのぼったりせず道の脇や空き地に車をとめてから観光しています。草原では馬に乗って楽しめるサービスもあります。
私のスズキSX4S-CROSSも草原も走ることを考えて購入しました。

新車の安くなる時期とは

日本でも新車が値引きされやすくなりやすい時期がありますよね。
一般的には決算期の前あたりで3月や9月がそうです。
できるだけ決算前に良い業績を残そうと値引して業績を伸ばそうということではないでしょうか。
中国でもの同じくディーラーのノルマがあり目標達成のために販売員が頑張っている所もあります。
私も車を購入するときスズキの他にもホンダやマツダなど日本メーカーのお店を見て回りましたがやはり一番営業熱心だったのはトヨタでした。
あまりにおススメしてくるのでレビンをもう少しで買ってしまいそうでしたがSUVが欲しかったのと予算の関係でお断りしました。
日本と違うのが中国では年度が1月から始まるとのことで、私が買おうとしたのはちょうど6月末だったのです。
トヨタの販売員の話ではこの時期はどこのショップも売り上げが欲しいはずだと言っていました。

同モデル車、国産と中国産の比較

私の買ったのはスズキSX4S−CROSSの中国型で、中国では名前が違い「锋驭」と言います。メーカーも中国の長安というメーカーと合同で製造したもののようで「SUZUKI」と「長安鈴木」両方のエンブレムがついています。
外観の違いはルーフウインドウがついているのと、車高が2センチほど日本産より高いだけで、あとは大きな違いはありません。
車高が高いのはこちらのニーズに合わせているのかわかりませんが、確かに日本よりは地形の変化が激しく、車高がある程度高いほうが走りやすいと思います。

日本メーカーの評判

中国で海外メーカーの車が人気があるのは壊れにくいという定評があるようです。
中国国産の車は安いですが壊れやすいといい、購入を避けたがります。
日本製は特に品質がいいと評判ですが、中国産車が壊れやすいのは道路の状況や気候などの環境、運転の仕方も関係しているのではないかというのが私の予想。
舗装されていないような道をひたすらはしるようなこともありますし、運転が荒い人も多いです。

それにしても車に乗っている人が多い気がします。
この辺りの主要産業の牧畜業は儲かりやすいと聞いていますが、それ以外でもマンション建設や郊外農村のインフラ整備が続いているのでふところが潤っている人が多いかもしれません。
中国で不動産バブルが問題になっていますがこの人口三万人の小さな街には農村から人が流入しているようで、不動産も順番に売れて実際に住む人も多そうです。
中国のマンション販売はコンクリートの打ちっぱなしの状態で売っていて、購入者が好きなように改装するのが主流ですが、改装を請け負う業者も忙しそうなのを見るとうまく循環しているようにも感じます。

中国は土地も広くメディアの情報だけではキャッチできない真実があるかもしれません。また広いがゆえに中心都市と辺境都市では大きな違いがありそうです。

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