肉ブームに乗っかる大阪王将のサーロインステーキ炒飯

餃子専門店の「大阪王将」が12月7日から「サーロインステーキ炒飯」を期間限定で発売した。一口でいうと炒飯の上にどんとステーキがのせてある。味は普段のものと違い炒飯はデミグラスソース、ステーキはキノコガーリックソースで少し強引な組み合わせで中華料理とはとても言えない。しかし少し強引でも肉食を前に推し出すこのメニューにも売りに出すだけの価値がある。

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コンセプトは「肉撃」

肉撃と聞くとキン肉マンを思い起こす人もいるだろうがここでは肉食を推し出したメニューということだろう。「肉が食いたい」と思う人にはそそられるキャッチコピーである。実は大阪王将では肉撃メニューは少し前にも売り出していて「ローストビーフまぜそば」というこれまた肉肉しいものだ。まぜそば全体がローストビーフで覆われていてその上に温玉という高カロリー肉メニューで肉好きにはたまらないだろう。
この肉推しまくりの「肉撃」キャンペーンの背景には空前の肉ブームがある「肉フェス」の開催や輸入牛肉規制緩和を追い風にブームは加速している。東京オリンピックの開催で外国からの訪日客を視野に入れているという企業もありまだまだ肉食ブームはしばらくつづきそうだ。

大阪王将と餃子の王将
全国に700店舗展開する「餃子の王将」と「大阪王将」は創業者が親族同士で大阪王将が当時のれんわけという形で出店。
餃子の王将は餃子を中心とした大衆中華料理屋。一方大阪王将は居酒屋の雰囲気のする店舗の造りでメニュー構成も居酒屋風。
元の流れは一緒だがそれぞれ独自のコンセプトで展開している。

ブームに乗りやすいのは「大阪王将」
このサーロインステーキ炒飯はステーキが100g、200gと2サイズから選べて価格が1180円、1680円と高めだ。大衆食堂型の「餃子の王将」ならばこの値段の商品は売れにくいだろう。しかし居酒屋タイプの「大阪王将」ならば売れる値段領域である。高い商品を売れば自然に売り上げも伸び利益も上がる。大阪王将の居酒屋スタイルは商品も変化させやすくブームに乗っかりやすいメリットがある。一方「餃子の王将」は大衆中華料理店として突っ走っていて提供スピードや客席の回転数を重視するスタイルだろう。これはこれで確立されて定着いるだろうがブームには乗っかりにくいのが事実ではないだろうか。
飲食店経営にはスタイルを完全に決めてしまうよりも世間の並に乗りやすいよういつでも変化できるようにある程度大まかなコンセプトの方が対応しやすいのはこの二つの店を見るとわかりやすい。

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